京都地域力ビジネス(ちーびず)セミナー in 舞鶴市
「ちーびず継続計画の作り方!(第2回:お金の使い方)」
平成29年1月20日(金)、西舞鶴の平野屋商店街にあるCafé&bar 「FLAT+」にて、「京都地域力ビジネス(京都ちーびず)セミナー」が開催されました。今回のテーマは、「ちーびず継続計画の作り方!第2回 お金の使い方」です。一般参加、京都府、中小企業診断士合わせて7名が参加しました。
各自自己紹介のあと、今回のテーマである「お金の使い方」を解説。その後の交流会では、参加者が互いの活動内容を紹介しあいながら交流を深めました。
1.京都地域力ビジネス(京都ちーびず)セミナー 第2回:お金の使い方
最初に「京都地域力ビジネス(京都ちーびず)の意義」や「ちーびず継続計画書の概要」など振り返ったのち、「お金の使い方」について以下の内容を解説しました。
① どうすれば黒字になる?売上と費用の関係
② お金の使い方:人やモノに効果的にお金を使う
①では売上と費用(変動費と固定費)の関係性と黒字化するための三つの要素(売上の増加、変動費率の低減、固定費の削減)について説明し、②では特に固定費の削減を中心に解説しました。
地域力ビジネスでは地域の課題解決(地域づくり)が目的であるため、営利目的のビジネスよりも多くの固定費がかかります。費用については「地域の課題解決に関連する経費」「ビジネス的手法に関連する経費」「活動の管理に関連する経費」に分類したうえで本当に必要な費用なのか、額を削減することはできないだろうか、といった観点から自身の活動を振り返っていただきました。
2.交流会
交流会では参加者各自が行っている事業について紹介がありました。ちーびずカフェ(交流カフェ)やちーびずマルシェなど、活動を通じて地域の活性化について熱く語られていました。その中で参加者のお一人が、「インターネットの発達で便利になった反面、人間関係が希薄化しているのではないか、だからこそ直接会って会話する''フェイス トゥ フェイス''の関係が重要なのではないか」と話されていたのが印象的でした。地域づくりの基本について、あらためて気づかせてもらいました。地域の課題を解決していく、それぞれの取組みに今後も目が離せません。
●平成29年1月31日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 鬼頭 靖彦