第46回 京都地域力ビジネス応援カフェ in 京丹後峰山
~食育、スローフード、音楽、地域拠点カフェをもっと活用しよう!~

 第46回京都地域力ビジネスカフェが12月16日(金)京丹後市のアンゼリカ(タナカヴァイオリンミュージアム内)で開催され19名が参加。京丹後市や宮津市でちーびずに取り組む方々、各地のちーびず推進員、府職員等が、コミュニティカフェ「アンゼリカ」を地域の拠点として活用すべく、交流や意見交換を行いました。

1.コミュニティカフェ「アンゼリカ」での活動の紹介

 まずは、NPO法人ハーブとスローフードのまちづくり代表の田中さんより、コミュニティカフェ「アンゼリカ」での活動の紹介がありました。アンゼリカは、タナカヴァイオリンミュージアム内のコミュニティカフェです。アンゼリカでは、「子ども学習サロン」として定期的に、サロンコンサート、食育カフェ、音楽英語、絵本コンサートを行っています。また、アンゼリカで提供している手作りハーブピザは、自家栽培したドライローズマリーやバジルを使った美味しくてヘルシーな一品です。このような定期的な活動や手作りハーブピザは好評で、アンゼリカは地域の方々が口コミで集まるコミュニティカフェになりました。
 次に、絵本コンサートの実演がありました。絵本コンサートとは、絵本の読み聞かせとピアノなどの楽器の伴奏が融合した画期的なパフォーマンスです。今回の演目は「はらぺこあおむし」。地域のイベントでも好評のパフォーマンスを堪能することができました。
 その後、参加者のアピールと試食が行われました。試食では、自家栽培したドライローズマリーや由良のオリーブを使ったこだわりのピザ、シフォンケーキとチーズケーキ、揚げピザをいただきました。

2.~アンゼリカをもっと活用しよう!~ グループ意見交換会

 試食の余韻に浸りつつ、グループ意見交換会に移りました。意見交換会では、食育やハーブでコラボできる相手を見つけるのはどうか、親子でビザづくりを体験する食育イベントを行ってはどうか、健康に関する勉強会で地域とのつながりづくりをしてはどうか、地域で活動している方々にFacebookで場所の提供を呼び掛けてはどうか、などのさまざまな温かい意見が発表されました。

3.手を取り合って協働する

 代表の田中さんには、アンゼリカを地域づくりの拠点として活用したいという想いがあります。そして、京都府北部地域には同様の想いを抱いて活動するさまざまな団体があります。これらの拠点が手を取り合って協働すると、点と点であった拠点同士がつながって線になります。さらに、このようにしてできた線が別の線とつながって面になります。個々の拠点が協働し、つながることで、地域づくりの活動が京都府北部地域全体に広がる大きな面になることを期待しております。



【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 小松﨑 哲史

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

京都ちーびず(京都地域力ビジネス)