第43回 京都地域力ビジネス応援カフェ in 西舞鶴 FLAT+
~舞鶴でドリッコプロジェクト始動!3部式着物で女性が輝く地域力ビジネス~
第43回京都地域力ビジネスカフェが10月28日(金)舞鶴市のFLAT+で開催され29名が参加。舞鶴市やその周辺地域の熱い想いを持った方々、舞鶴市職員、各地のちーびず推進員、府職員等が、3部式着物で女性が輝く地域力ビジネスをどう作るかについて、交流や意見交換で盛り上がりました。
1.~dricco着物で盛り上がる!~ ドリッコプロジェクト・舞鶴小町踊り子隊の紹介と試着体験
まずは、NPO法人京小町踊り子隊代表の岩崎さんより、ドリッコプロジェクトの紹介とdricco着物(実用新案の3部式着物)の紹介がありました。若い女性に本物の着物を着せ、品良くかわいらしく元気に踊らせたら、見る人は笑顔になるし、地場産業である着物振興につながるとの想いで始めた京小町踊り子隊のお話や、自ら身に付けているdricco着物を使っての説明は、パワフルでわかりやすく、岩崎さんの熱い想いが伝わりました。
つぎに、舞鶴小町踊り子隊プロジェクト準備会代表の仲井さんより、舞鶴小町踊り子隊の紹介がありました。舞鶴小町踊り子隊を、京都の海の玄関口である舞鶴の新たなおもてなしとすべく、2017年4月のデビューに向けメンバーを募集中とのことでした。
その後、京小町踊り子隊の踊り「華の乱」のDVDの上映、そしてdricco着物の試着体験が行われました。体験者からは、あっという間に着ることができた、軽くて動きやすいといった感想がありました。この流れだと当然のごとく休憩時間は女性参加者の試着タイムとなり、休憩時間は15分延長となりました。女性たちが盛り上がる光景を目の当たりにして、舞鶴小町踊り子隊プロジェクトの成功の可能性を強く感じました。
2.~dricco着物で女性が輝く地域力ビジネスをつくる!~ グループ意見交換会
休憩時間の熱い空気が冷めやらぬうちに、グループ意見交換会が始まりました。意見交換会では、駅ごとにdricco着物レンタルの拠点を作ってはどうか、dricco着物は着ても動きやすいので太鼓などのアクションと着物を融合してはどうか、クルーズ乗船客に向けてdricco着物を着て舞鶴を巡って楽しい写真をSNSにアップできることを動画でアピールしてはどうか、などのさまざまな熱い意見が発表されました。
3.舞鶴小町踊り子隊プロジェクトを成功させるために
応援カフェの最後に、岩崎さんから、新しいものを仕掛けるときは、メンバーみんなで集まって何度も会合を重ねてやるべきことを決めて、あとはそれをやり通すという旨のお話がありました。そしてこれが、舞鶴小町踊り子隊プロジェクトを成功させるために必要なことなのではないかと思いました。熱い想いをもった方同士で集まり、みんなでそれを形にすること、それが地域力ビジネスを成功に導くために必要なことであり、また地域力ビジネスの醍醐味であると再確認しました。舞鶴小町踊り子隊プロジェクトの今後に大いに期待します。
【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 小松﨑 哲史