第37回 京都地域力ビジネス応援カフェ in 綾部かんばやし
~移住女子たちのオーガニック・ローカルビジネスを応援~
地域力ビジネス応援カフェが7月26日(火)綾部かんばやしのサンチャカフェで開催され36名の参加がありました。参加者は、地元の方、サンチャカフェのファン、兵庫県等の遠方の方、京都府職員、京都北部地域のちーびず推進員が12名で1班のチームを組み、合計3チームで素晴らしいロケーションのサンチャカフェで、ワイワイガヤガヤ熱く語り合いました。
1.綾部かんばやしIターン女性起業家たちの事業紹介
今回の地域ビジネス応援カフエでは、かんばやしOrgnic Village プロジェクトについて4名の女性起業家がこだわりを発表。オーガニックな米・ポンせんべい、オーガニックな米粉パン、オーガニックな創作ベジランチのカフェ、オーガニックな野草のお茶、天然染料で染めた衣類等です。かんばやしOrgnic Village プロジェクトの4名はそれぞれが独自に事業をしながら、サンチャカフェを中心に「オーガニック」にこだわったビジネスを通じて、先を見た地域づくりをしようとされています。
全員がIターンで、それぞれが思いを持ってビジネスを展開。かんばやしの自然に恵まれた環境で、まずは生計を立てることがビジネスを成功させるポイントであり、10年後を見据えた若者の移住者が多く来れる村づくりを、プロジェクトの目標とされていました。
2.女性中心の参加者 各グループで交流と熱心なデイスカッション
参加者も女性が中心。日頃のカフェのお客さんのほか、地元のカフェや農家民宿、ゲストハウス運営の女性たち、移住して起業を希望する女性等、地域のネットワークやビジネスモデルに高い関心を示されていました。
意見交換のテーマは、『オーガニックビレッジを応援する提案』
1班・・オーガニックビレッジとしての発信に注力して、地域外から、さらに外国からの来訪者を増加させて、若者の移住者も働ける環境を整備して欲しい。
2班・・健康志向で注目される、ぬかの酵素風呂やヨガ教室などの体験型によって、旅行者を受け入れられる企画と日本の原風景を思い起こさせる美しい環境で、衣・食・住トータルなオーガニックビレッジプロジェクトを育てていく。
3班・・綾部のIターン組のコラボレーションを進める。
オーガニックを地域のお年寄りにまで広めるのはなかなか大変ですが、10年後も村がなくならないように、若者に魅力のある綾部かんばやしを夢見ながらチャレンジして欲しいと思います。
【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 久保 憲司