婚活事業と「ちーたび」の発信
~様々なイベントを企画、楽しんで出会いの場をつくる~

 前回の、「赤れんが明治・大正ろまんの会」の代表の仲井玲子さんを再び訪問しました。前回の広報支援の第2回目。今回、まずは地域の情報発信として二つのHP作成を行いたいと考えておられます。ひとつは「舞鶴の町歩き、ちーたび」を発信していくために、もうひとつは「北近畿の素敵な出会いをプロデュースする婚活事業」を発信していくために、それぞれ事業は違いますが、舞鶴を地元の人たちで元気にしていきたい。発信していきたいという思いは共通のものです。

1.発信するツールとしてのホームページ

 代表の仲井さんは、巻き込み力があってエネルギッシュな方。お話をお伺いすればするほど、引き出せる話題も多く、聞き手側も舞鶴の魅力をもっと知りたいという気持ちにさせてしまうという不思議なパワーを感じます。そんな思いを、ホームページやSNSを活用してもっと発信してもらえるようにするため、今回広報面の支援をしました。無料のホームページ作成ツールを使って事前に準備してもらった材料、写真などを組合せホームページのトップページをつくります。その他、問い合わせフォームやサービス案内、地図、新着情報としてのブログ更新をできる土台をつくっていきました。イメージのカラーについてもそれぞれ違います。「ちーたび」は写真をたくさん使って、地域や人の素晴らしさをビジュアル的に発信することが効果的ですが、婚活事業については、実際の婚活パーティの写真はNG、イメージ写真や文章での表現が中心です。過去に書かれていたブログでは、仲井さんご自身で、北近畿での婚活事業への思いや、出会いのサークル活動など、様々な取り組みやノウハウを発信されていましたので、それらも再編集してまとめていくことで、より仲井さんの事業の特徴が分かるホームページになるかと思います。

2.「舞鶴を元気にしたい」

 仲井さんご自身、舞鶴の地域を元気にするために様々な活動をされており、忙しい毎日。地元のガイドや司会業などもこなし元気な声で場を盛り上げることも得意です。そんなパワーで周囲の人を元気にし、つながりの場をつくり、仲間を増やしていく仲井さんご自身、強い発信力とつながる力をお持ちです。ホームページはそんな中では静かな発信ツールですが、目に見えるもので誰もがアクセスできるものであることから、活動の発信を継続していくことが大切です。地元メディアで取り上げられている活動についてもHP上でリンク先を貼ったり、きちんとお知らせしたりすることで発信力は高まります。ホームページで新たにコンテンツをつくっていくだけでなく、既にある情報を整理していくことで、伝わる「つながりをつくる」ツールとしてのホームページになると思われます。これからの4月、5月に向けて舞鶴地域で仲井さんご自身、企画の中心となって実施するイベントも多数あります。舞鶴の良さを地域から発信し、つながり、出会いの場をつくる活動をこれからも応援しています。

  ●平成28年4月4日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 阪本純子

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

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