日時：2016年3月20日　　参加状況：１５名
　南丹市美山町向山の地元ガイドや地域人たちが地域活動の魅力を交流しながら楽しく伝える地域再発見の旅です。ゆずの里向山を語り部と体験する第３回目の「しいたけ」づくりの体験ツアーと地元でとれた季節の山菜を地元のお母さんたちの手作り料理でいただきました。最後は虹の湖パターゴルフでリフレッシュする「ちーたび」です。

　ガイドの福井修さんから向山地区のみなさんの紹介があり、本日のメインイベントであるシイタケづくりの説明がありました。その後、しいたけ菌打ちの先生方の紹介があり、参加者が指導を受けながら、手作りの道具を使って、菌打ちを体験することができました。菌打ち作業が終えてから、杉山に菌打ちしたナラの木を運ぶために、軽トラに積み込む作業をしました。
　その後、軽トラの後ろに乗るめったにできない体験をして、山に到着し、先生の指導の下、ならの木を組んで並べました。これからの二年間が育てられることになりました。

　昨日に地元のお母さんたちが採ってきた野草（つくしやふきのとう等）と地元のお米と手作り味噌、お漬物をいただきました．炊き込みご飯は、とてもおいしくて、おかわりしたほどでした。向山地区は薬草が豊富な集落であり、昔から森を活かす生活を守り続けており、薬草に詳しい住民がその知識と経験をつないでいるところです。

　大阪などの遠方から子供さんを連れての参加者もおられて、美山町向山地区の恵まれた自然を体験されており、交流会でも、それぞれの方から楽しい体験での言葉を聞くことができました。
　シイタケの成長が楽しみであり、２年先にぜひまた参加したいとの、シニア―の期待の言葉もありました。元気でまたお会いできることが楽しみです。シイタケづくり体験が仲間を作りにつながったようにも感じました。

　風が強く少し寒い日でしたが、今回のちーたびの最後は向山地区にあるパターゴルフで楽しくすごしました。
お母さんの手作りケーキもいただき、気分もおなかも満足しました。体験型「ちーたび」は今後も地元や近辺の人的つながりで、「ちーびず」として継続していかれることを期待します。

　　●平成28年4月4日掲載　【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会　久保憲司

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