赤れんが明治・大正ろまんの会
~ちーたびを通して舞鶴を地域の人と共に元気にする~
昨年、「赤れんが明治・大正ろまんの会」が実施した「ちーたび」は、映画やドラマのロケ地として使われることも多い舞鶴赤れんがパークの中を、豪華な衣装を着て映画の主人公気分で散策するというもの。昨年、秋から4回実施した「ちーたび」は大変好評で、参加者だけでなく、舞鶴赤れんがパークに来られている観光客にも喜んでいただけ反応も非常に良かったそうです。今年も継続して、地域の人に舞鶴を楽しんでもらえるために、さらにPR力も高めて、「ちーたび」を実施していきたいと考えています。昨年実施した「ちーたび」の写真や参加者の感想などもたくさんあり、それらを使ってこれからの「ちーたび」を広く発信し参加者も拡げていきたい、そのためにHPなどを始めとした広報面を強化していきたいとのご相談があり、代表の仲井玲子さんを訪問しました。
1.地域の人が参加できる観光に力を入れたい思い
代表の仲井さんは、10年程前から結婚相談所「北近畿ブリリアントロード」を運営し婚活パーティの企画などを行い、人と人をつなぐお仕事をされています。人と関わること、喜ばせること、地域の人を巻き込んで楽しい場所をつくっていくことが大好きな方。「舞鶴賑やかし隊」でのフラッシュモブ、舞鶴ディスコなどのパフォーマンス企画を始め、地域イベントの司会や舞鶴の観光ガイドボランティアなどに携わる中で、まだまだ知られていない地域の魅力を丹後地域の人に知ってもらって楽しんでもらいたいという思いがますます強くなったそうです。その一環として昨年、「ちーたび」を実施しました。今後も舞鶴に来てただ見て回る観光でなく、地域の人が楽しんでおしゃべりして楽しむ観光のカタチをつくっていきたいという思いで、今後も「ちーたび」に取り組んでいきたいと考えておられます。
2.今後の情報発信を強化するために
地域を元気にしたい思いで精力的に活動されている仲井さんですが、「パソコンが苦手」だそうです。結婚相談所事業のHPは以前に業者につくってもらって更新できず、ブログも止まっている状態とのこと。苦手と言われていますが、タブレットを活用し、Facebookも使われています。イベントの際はFacebookのおかげでたくさんの人とつながることができたそうです。「映画やドラマのロケ地」を主役気分で体験できる「ちーたび」では、参加者が私も!と思える魅力的な写真が特に重要だと思われます。公開されているHPで実施した「ちーたび」を写真アルバムとして見せることでPR力も高まります。ネタは既にお持ちですので、HP作成のための準備(タイトル、発信したい情報の整理、優先順位をつけ構成を考えること)を行い、できるだけ簡単でシンプルな無料のHP作成ツールを使って編集することで、タイムリーに情報を更新し発信していくことが大切になっていきます。SNSの活用と併用しつつ、HP開設によって、広報力が強化できることを期待しています。
●平成28年2月11日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 阪本純子