ここ数年以内に起業された個人あるいは法人様を、診断京都の編集担当者が取材をしてご紹介するコーナーです。 創業のきっかけや創業後の取り組みについてお聞きしています。
平成25年8月に創業された七輪焼肉 肉屋-NIKUYA- の代表 上田孝治さんにお話をお聞きしました。
創業のきっかけは、子供の頃からの夢、両親も事業者であったことから夢は「社長になること」でした。
学生時代に飲食店でアルバイトを行い、飲食店経営の楽しさを知り、将来の起業を見据えて手に職をつけるためにスーパーで修行、配属先がたまたま精肉部であったことから精肉加工の技術を習得しました。
更に店舗マネジメントを学ぶためにチェーン系飲食店での経験を重ね、山城地域ビジネスサポートセンター主催の創業塾に参加、ビジネスプランのブラッシュアップを行い平成25年8月に開業しました。
商品へのこだわり:提供する肉は、和牛の一頭買いを行い、コストの削減や多くの種類の部位、稀少部位についても提供が可能な仕入れ力、上田さんの経験による精肉加工技術力、一般的な「焼肉店」の概念を脱して「肉を中心にした様々な料理を提供する」というコンセプトでのメニュー開発力にあります。
サービスへのこだわり:全室座敷、またカウンターによる「おひとりさま」でも寛いでこだわりのメニューを楽しめる店舗空間です。
また、焼肉店は「素材を提供してお客様に調理をお願いする業態」であり、料理に満足して頂くためには従業員がお客様に気配りを行うことが重要である、という考え方約40席の店舗に5~7名の従業員を配置し、「今、目の前に居るお客様を大切にし、細かなご要望にお応えする」ことが可能なサービス体制。従業員への教育を行っています。
何かを考える時には常に「お客様視点」であることを念頭に、「誠実な姿勢で商品・サービスを提供する」ことで満足して頂き、お店もお客様と一緒に成長していきたいと思っています。
開業して2年ですが、「開業がゴール」ではなく、常に商品・サービスの改善に努めてきた結果、お客様に評価され、当初計画以上の順調な実績推移となっています。
今後もメニュー開発やサービスについても改善を繰り返しながら当店で実績を積み重ねえるとともに、予算・実績管理を更に強化し、2号店のオープンを見据えた事業展開を計画しています。
七輪焼肉 肉屋 -NIKUYA- 京都府京田辺市東東神屋87-1 TEL:0774-62-8940 代表 上田孝治氏 |