第11期をスタートするにあたって
~診断士のシナジー効果を発揮して、中小企業の発展に寄与します!~
日頃は、京都府中小企業診断協会の活動に、ご理解とご協力を賜りありがとうございます。
令和6年6月3日の通常総会で役員改選があり、引き続き会長を拝命いたしました。
今期もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、新型コロナウィルス等の影響が少なくなり、中小企業の経営環境も改善の兆しがあります。しかし、コロナの傷跡は大きく、さらに円安による原価高など中小企業を取り巻く環境は引き続き厳しいものがあります。
このような時こそ、我々は中小企業の経営課題を解決し、企業の発展に「貢献」する必要があります。その為には、まず京都協会の会員数増、組織力強化を図り「充実」した基盤づくりが重要であり、それを基に研鑽・実践の場づくりを通じて、診断・助言・指導能力を向上させる為の「挑戦」が必要です。さらに、各種支援機関との連携や我々の活動を知って貰う為の「発信」も欠かせません。
つまり、多くの中小企業を支援できる診断士が集まり、自ら研鑽・実践する事で支援の為の能力を高める、さらにそれを知って貰うための発信を行う事で診断士の存在を広める。
それにより、厳しい経営環境に苦しむ中小企業をご支援できると考えます。
今年度は、新たな研究会も複数立ち上がり、会員研鑽の場が増えています。このような場を活用して会員の診断・コンサルティング能力の向上を図って参ります。
なお、中小診断士は経営について広い知識や経験を持つ経営のゼネラリストですが、それに加え個々の診断士は得意分野を持っています。経営全般を見渡せる力と得意分野を合わせれば、シナジー効果によるより高い支援能力が発揮できます。
今年度も、シナジー効果を発揮した支援力で京都府内の中小企業の発展・成長に貢献してまいります。
皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人京都府中小企業診断協会
会長 坂田岳史